北表会+橋本京子
2015.05.07(thu)-05.12(tue)
2015年「北表会」様の展示会に橋本京子の作品を起用して下さいました。
【若手表具師の研究グループ「北表会・ほくひょうかい」のご紹介】
表具とは、書や絵画を和紙で裏打ち(和紙にのりを塗り、裏返した本紙に重ねて貼り付ける作業)をして補強し
それらにふさわしい装飾を施して掛軸、屏風、襖、衝立、額、巻物などに仕立てる伝統技術です。
表具の仕立てや張替、修理などを生業とする職人を「表具師」といいます。
古い襖、掛軸、屏風、本紙などの修復や洗い、寺院内陣の金紙貼り、お茶室の透かし太鼓襖(ふすま)
腰張り、千鳥貼り障子、壁面への和紙貼りなど専門性の高い仕事も我々表具師の仕事です。
我々「北表会」は日本の生活様式の洋風化に伴い、住空間から伝統的な襖や障子、床の間が消えつつある事に
危機感を持った北河内・北摂の若手、中堅の表具師が平成15年に結成致しました。
現代の住空間にも合う新しい表具のスタイルを作り上げることで、日本の伝統を継承すると共に
表具に新しい風を吹き込もうと日々、技術を研鑽しています。
【北表会・表具師】
碇 茂夫(碇表具店)
斎藤 憲彦(サイトウ豊徳堂)
曽我 大祐(曽我莚治堂)
中野 智佳子(紙戸屋・中野表具店)
中野 泰仁(紙戸屋・中野表具店)
平岡 利浩(平岡表具店)
福田 信雄(株式会社 福田春光堂)
松岡 健一(松岡表具店)
松岡 康夫(松岡表具店)
※あいうえお順
ウェブサイト:ふすまっくす松岡表具店
ウェブサイト:紙戸屋 中野表具店